天岩戸駅

天岩戸駅
ホームと待合所(2002年9月)
あまのいわと
AMANOIWATO
深角 (3.9 km)
(2.1 km) 高千穂
地図
所在地 宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井字平底
北緯32度42分32.1秒 東経131度19分39.7秒 / 北緯32.708917度 東経131.327694度 / 32.708917; 131.327694
所属事業者 高千穂鉄道
所属路線 高千穂線
キロ程 47.9 km(延岡起点)
電報略号 イワ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
3人/日(降車客含まず)
-2003年度-
開業年月日 1972年昭和47年)7月22日[1]
廃止年月日 2008年平成20年)12月28日
備考 2005年9月の台風14号被害により、運行を休止。
その後、高千穂線廃止に伴い廃駅。
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天岩戸駅(あまのいわとえき)は、かつて宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井にあった高千穂鉄道高千穂線である。

天岩戸神社の最寄駅であったが、駅から7 kmほど、車で5分を要し、アクセスは便利とはいえなかった。

駅名に「岩戸」とあるが所在地は「高千穂町大字岩戸」ではなく「高千穂町大字三田井」であった。

歴史

駅構造

単式1面1線ホーム地上駅である。無人駅で、駅は渓谷の斜面に設置されている。

利用状況

1日平均乗車人員は3人であった(2003(平成15)年度、高千穂鉄道線内では最も利用客が少ない)

駅周辺

現状

2008年(平成20年)12月の全線廃止後も駅施設は残存している。2010年(平成22年)現在、高千穂あまてらす鉄道が当駅から高千穂駅までの区間を遊具としてスーパーカートによる鉄道運行を開始した。なお、駅ホームは廃線当時のまま残っており、スーパーカートに乗車することによって線路側からその様子をうかがうことができるが、ホームへの立ち入りは禁止されている。

ギャラリー

  • 駅から崖を下ると、駅に隣接する高千穂鉄橋が頭上100 mに見える
    駅から崖を下ると、駅に隣接する高千穂鉄橋が頭上100 mに見える
  • ホームの延岡駅側には高千穂橋梁がある。
    ホームの延岡駅側には高千穂橋梁がある。
  • 駅待合室に張られた時刻表(2016年)。 (2004年当時のまま)
    駅待合室に張られた時刻表(2016年)。
    (2004年当時のまま)
  • 熊本地震によって閉鎖された高千穂橋梁。 (※スーパーカートの運行は2016年7月23日に再開している)
    熊本地震によって閉鎖された高千穂橋梁。
    (※スーパーカートの運行は2016年7月23日に再開している)

隣の駅

高千穂鉄道
高千穂線
深角駅 - 天岩戸駅 - 高千穂駅

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、772頁。ISBN 978-4-533-02980-6。 
  2. ^ a b 鈴木文彦「ローカル線の実態と問題を現地に見る61 高千穂鉄道」『鉄道ジャーナル』第31巻第3号、鉄道ジャーナル社、1997年3月、76-83頁。 

関連項目

ウィキメディア・コモンズには、天岩戸駅に関連するカテゴリがあります。

2007年廃止区間 : 延岡 - 西延岡 - 行縢 - 細見 - 日向岡元 - 吐合 - 曽木 - 川水流 - 上崎 - 早日渡 - 亀ヶ崎 - 槇峰
2008年廃止区間 : 槇峰 - 日向八戸 - 吾味 - 日之影温泉 - 影待 - 深角 - 天岩戸 - 高千穂