誘惑の山
誘惑の山(ゆうわくのやま、英語: Mount of Temptation)はヨルダン川西岸地区のエリコ近くにある山で、イエス・キリストが悪魔から誘惑を受けたといわれる場所である。
概要
誘惑の山はヨルダン川西岸地区のエリコの11km西郊外にある山(海抜366m)で、イエス・キリストが荒野で悪魔の誘惑を40日間受けたと伝承されている場所である。イエスが荒野で誘惑を受けたことは聖書(マタイによる福音書第4章など)に書いてあるが、どこであったかは書いてない。 [1] [2] [3]
この山の中腹には12世紀に建設されたギリシャ正教の「誘惑の修道院」がある。この修道院まで、麓の古代エリコの街の遺跡であるテル・アッスルターン(Tel al-Sultan)からロープウェイで行くことができる。
脚注
- ^ 誘惑の山
- ^ 『地球の歩き方 E 05、イスラエル 2013~2014』(ダイヤモンド・ビッグ社)
- ^ "Israel & the Palestinian Territories" (Lonely Planet Publications, 2012)
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