言語史
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言語史(げんごし、Language History)とは、ある言語(個別言語)の歴史である。
内面史と外面史
言語は社会を成り立たせる一要素であり、社会に生じた各種の出来事は言語にも影響をもたらす。そこで、ある言語の歴史はその言語の用いられる社会の制度、政治的事件、文化などと合わせて語らざるを得ない。これについて、言語史のうち、概念的に次の二つに区別することがある。
内面史(ないめんし 英:internal history) | 言語について直接言及した部分 |
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外面史(がいめんし 英:external history) | 言語に影響する社会的な側面に言及した部分 |
なお、言語史の解説書には、内面史に当たる部分だけをあつかったものと、外面史も含めて述べるものとがある。また、一般的に、語彙、表記・文字、語義の変化、言語の社会的地位、規範、ピジン言語の発生、方言、言語の絶滅については社会的な影響が強く、音韻、形態、統語については影響が弱い。
参考
- 『英語の「なぜ?」に答える はじめての英語史』8ページ
- 立教大学 英語構造論 シラバス
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