英雄広場
座標: 北緯47度30分54秒 東経19度4分40秒 / 北緯47.51500度 東経19.07778度 / 47.51500; 19.07778
英雄広場(えいゆうひろば、ハンガリー語: Hősök tere)は、ハンガリーのブダペストにある広場。
概要
アンドラーシ通りの突き当たりに位置しており、通りを臨むとセルビア大使館が見える。また、ヴァーロシュリゲットの中にあり、広場の左側にはブダペスト西洋美術館が、右側にはブダペスト現代美術館が位置している。また、ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通りの一部として世界遺産に登録されている。
像
英雄広場の中央には聖イシュトヴァーンの王冠と大主教十字を握っているガブリエルを戴く柱がある。また、左右七つずつの像の建立場所があり、建設当初、九部族の英雄の像を右から作っていった。当時のハンガリーはオーストリア=ハンガリー帝国であったので、残りの五つの場所はハプスブルク朝の人々の像が建てられた。しかし、第二次世界大戦で像が被害を受けると、ハプスブルク朝の人々の像は現在の像に取って代られた。以下に像の置かれている人物名を列挙する。
左側
- イシュトヴァーン1世
- ラースロー1世
- カールマーン
- アンドラーシュ2世
- ベーラ4世
- カーロイ1世
- ラヨシュ1世
かつての像
- 神聖ローマ皇帝フェルディナンド1世
- 神聖ローマ皇帝レオポルド1世
- 神聖ローマ皇帝カール6世
- マリア・テレジア
- フランツ・ヨーゼフ1世
右側
歴史
画像
像
- 夜の英雄広場
- 空撮
- ガブリエルを戴く柱
- ガブリエルの拡大
- 英雄達
- 蛇と人、戦争の象徴
- 平和の女性像
- 労働と富
- 知識と名誉
英雄広場の建物
- ブダペスト現代美術館
- ブダペスト現代美術館中央入口
- ブダペスト西洋美術館
- ブダペスト西洋美術館中央入口
- ヴァイダフニャド城、英雄広場裏手に所在
参考文献
- Hajós, György, Heroes' Square, Municipality of Budapest (2001)
- Gerő, András, Heroes' Square Budapest, Corvina (1990)
外部リンク
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- 英雄広場駅
関連項目
- 英雄広場駅
- 2023年世界陸上競技選手権(ブダペスト大会) - ロード種目(マラソン・競歩競技)の開催に際して、英雄広場をスタート・フィニッシュ地点に定めたうえで、アンドラーシ通りを経由する周回コースを設定。