第52回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞
第52回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞(だい52かいダヴィッド・ディ・ドナテッロしょう)の授賞式は、2007年6月14日にローマで行われた。
ノミネートは2007年5月8日に発表された。『題名のない子守唄』が最多12件のノミネートを獲得し、『題名のない子守唄』と『マイ・ブラザー』がそれぞれ最多5部門で受賞した。
受賞とノミネート一覧
太字が受賞者。
- 題名のない子守唄 La sconosciuta(監督:ジュゼッペ・トルナトーレ)
- 気ままに生きて Anche libero va bene[1](監督:キム・ロッシ・スチュアート)
- ポー川のひかり Centochiodi[2](監督:エルマンノ・オルミ)
- マイ・ブラザー Mio fratello è figlio unico(監督:ダニエーレ・ルケッティ)
- 新世界 Nuovomondo[1](監督:エマヌエーレ・クリアレーゼ)
- ジュゼッペ・トルナトーレ(『題名のない子守唄』)
- マルコ・ベロッキオ(『結婚演出家』[1])
- エマヌエーレ・クリアレーゼ(『新世界』)
- ダニエーレ・ルケッティ(『マイ・ブラザー』)
- エルマンノ・オルミ(『ポー川のひかり』)
- キム・ロッシ・スチュアート(『気ままに生きて』)
- アレッサンドロ・アンジェリーニ(『潮風に吹かれて』[3])
- フランチェスコ・アマート(『Ma che ci faccio qui』)
- ジャンバッティスタ・アヴェッリーノ、フィカッラ&ピコーネ(『Il 7 e l'8』)
- ダヴィデ・マレンゴ(『あのバスを止めろ』)
- ダニエーレ・ルケッティ、サンドロ・ペトラリア、ステファノ・ルッリ(『マイ・ブラザー』)
- リンダ・フェッリ、フランチェスコ・ジャムッソ、キム・ロッシ・スチュアート、フェデリコ・スタルノーネ(『気ままに生きて』)
- エマヌエーレ・クリアレーゼ(『新世界』)
- ジュゼッペ・トルナトーレ(『題名のない子守唄』)
- エルマンノ・オルミ(『ポー川のひかり』)
プロデューサー賞
- ドナテッラ・ボッティ(BIANCAFILM)、Rai Cinema(『潮風に吹かれて』)
- ファブリツィオ・モスカ(Titti Film)、Rai Cinema、Memento Films、Respiro(『新世界』)
- Medusa Film(『題名のない子守唄』)
- Cattleya(『マイ・ブラザー』)
- ルイージ・ムジーニ、ロベルト・チクット(Cinemaundici)(『ポー川のひかり』)
- クセニア・ラパポルト(『題名のない子守唄』)
- ドナテッラ・フィノッキアーロ(『結婚演出家』)
- マルゲリータ・ブイ(『対角に土星』[3])
- ジョヴァンナ・メッツォジョルノ(『いつか翔べるように』[3])
- ラウラ・モランテ(『Liscio』)
- エリオ・ジェルマーノ(『マイ・ブラザー』)
- ジャコモ・リッツォ(『家族の友人』[1])
- ヴィンチェンツォ・アマート(『新世界』)
- ミケーレ・プラチド(『題名のない子守唄』)
- キム・ロッシ・スチュアート(『気ままに生きて』)
- アンブラ・アンジョリーニ(『対角に土星』)
- アンジェラ・フィノッキアーロ(『マイ・ブラザー』)
- ミケーラ・チェスコン(『潮風に吹かれて』)
- フランチェスカ・ネリ(『La cena per farli conoscere』)
- サブリナ・インパッチャトーレ(『ナポレオンの愛人』[4])
- ジョルジョ・コランジェリ(『潮風に吹かれて』)
- ヴァレリオ・マスタンドレア(『ナポレオンの愛人』)
- ニネット・ダヴォリ(『ふたつにひとつ』)
- エンニオ・ファンタスティキーニ(『対角に土星』)
- リッカルド・スカマルチョ(『マイ・ブラザー』)
- ファビオ・ザマリオン(『題名のない子守唄』)
- アレッサンドロ・ペッシ(『ナポレオンの愛人』)
- ルカ・ビガッツィ(『家族の友人』)
- アニエス・ゴダール(『新世界』)
- ファビオ・オルミ(『ポー川のひかり』)
作曲賞
- エンニオ・モリコーネ(『題名のない子守唄』)
- テオ・テアルド(『家族の友人』)
- ネッファ(『対角に土星』)
- フランコ・ピエルサンティ(『マイ・ブラザー』)
- ファビオ・ヴァッキ(『ポー川のひかり』)
オリジナル歌曲賞
- La paranza および Mi persi - 作:ダニエーレ・シルヴェストリ(『あのバスを止めろ』)
- Fascisti su Marte - 作:コッラード・グッツァンティ(『Fascisti su Marte』)
- Eppur sentire (un senso di te) - 作:パオロ・ブォンヴィーノ、エリサ(『モニカ・ベルッチの恋愛マニュアル』)
- Passione - 作:ネッファ(『対角に土星』)
- Centochiodi - 作:パオロ・フレーズ(『ポー川のひかり』)
美術賞
- カルロス・コンティ(『新世界』)
- フランチェスコ・フリジェーリ(『ナポレオンの愛人』)
- トニーノ・ゼーラ(『題名のない子守唄』)
- ジュゼッペ・ピッロッタ(『ポー川のひかり』)
- アンドレア・クリザンティ(『La masseria delle allodole』)
衣装デザイン賞
- マリアーノ・トゥファーノ(『新世界』)
- マウリツィオ・ミッレノッティ(『ナポレオンの愛人』)
- ニコレッタ・エルコレ(『題名のない子守唄』)
- マリアリータ・バルベラ(『マイ・ブラザー』)
- リーナ・ネルリ・タヴィアーニ(『La masseria delle allodole』)
編集賞
- ミルコ・ガッローネ(『マイ・ブラザー』)
- フランチェスカ・カルヴェッリ(『結婚演出家』)
- マリリン・モンティウ(『新世界』)
- マッシモ・クアリア(『題名のない子守唄』)
- パトリツィオ・マローネ(『対角に土星』)
録音賞
- ブルーノ・プッパロ(『マイ・ブラザー』)
- マリオ・イアクオーネ(『気ままに生きて』)
- ピエール・イヴ・ラブエ(『新世界』)
- ジルベルト・マルティッネリ(『題名のない子守唄』)
- マルコ・グリッロ(『対角に土星』)
特殊視覚効果賞
- L'ètude et la supervision des trucages(フランス) (『新世界』)
- ステファノ・コッチャ、マッシモ・コンティーニ、Frame by frame、Rebel think、Sirenae Film Post、Spark digital Entertainment、マルティーナ・ヴェネットーニ、VISION(『Fascisti su Marte』)
- Proxima(『ナポレオンの愛人』)
- LUMIQ STUDIOS(『Il mercante di pietre』)
- FX Italia Digital Group(『La masseria delle allodole』)
長編ドキュメンタリー賞
- Il mio paese(監督:ダニエーレ・ヴィカーリ)
- 100 anni della nostra storia(監督:ジャンフランコ・パンノーネ、マルコ・シモン・プッチョーニ)
- Bellissime (seconda parte)(監督:ジョヴァンナ・ガリアルド)
- Souvenir Srebrenica(監督:ルカ・ロシーニ)
- L'udienza è aperta(監督:ヴィンチェンツォ・マッラ)
短編映画賞
- Meridionali senza filtro(監督:ミケーレ・ビーア)
- Armando(監督:マッシミリアーノ・カマイーティ)
- La cena di Emmaus(監督:ジョゼ・コルヴァリア)
- Solo cinque minuti(監督:フィリッポ・ソルディ)
- Travaglio(監督:レレ・ビスクッシ)
EU映画賞
- 善き人のためのソナタ(監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク)
- あるスキャンダルの覚え書き(監督:リチャード・エアー)
- ぼくの大切なともだち(監督:パトリス・ルコント)
- クィーン(監督:スティーブン・フリアーズ)
- ボルベール〈帰郷〉(監督:ペドロ・アルモドバル)
外国映画賞
- バベル(監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ)
- 硫黄島からの手紙(監督:クリント・イーストウッド)
- リトル・ミス・サンシャイン(監督:ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス)
- 幸せのちから(監督:ガブリエーレ・ムッチーノ)
- ディパーテッド(監督:マーティン・スコセッシ)
トリノ・ピエモンテ・フィルム・コミッション賞
- ポー川のひかり(監督:エルマンノ・オルミ)
- 結婚演出家(監督:マルコ・ベロッキオ)
- 気ままに生きて(監督:キム・ロッシ・スチュアート)
- 星なき夜に(監督:ジャンニ・アメリオ)
- 新世界(監督:エマヌエーレ・クリアレーゼ)
ヤング・ダヴィッド賞
- ミルコのひかり Rosso come il cielo[5](監督:クリスティアーノ・ボルトーネ)
- 新世界 Nuovomondo(監督:エマヌエーレ・クリアレーゼ)
- 対角に土星 Saturno contro(監督:フェルザン・オズペテク)
- Notte prima degli esami - Oggi(監督:ファウスト・ブリッツィ)
ダヴィッド特別賞
- アルマンド・トロヴァヨーリ
- ジュリアーノ・モンタルド
- カルロ・リッツァーニ
脚注
- ^ a b c d イタリア映画祭2007にて上映。 http://www.asahi.com/italia/2007/works.html
- ^ イタリア映画祭2008上映時タイトルは『百本の釘』。 http://www.asahi.com/italia/2008/works.html
- ^ a b c イタリア映画祭2008にて上映。 http://www.asahi.com/italia/2008/works.html
- ^ イタリア映画祭2007上映時タイトルは『N‐私とナポレオン』。 http://www.asahi.com/italia/2007/works.html
- ^ イタリア映画祭2007上映時タイトルは『空のように赤く』。 http://www.asahi.com/italia/2007/works.html
外部リンク
- 公式サイト (イタリア語)
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関連項目 |
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