福陵
福陵(ふくりょう、満州語:ᡥᡡᡨᡠᠷᡞᠩᡤᠠ
ᠮᡠᠩᡤᠠᠨ、転写:hūturingga munggan)は、中国遼寧省瀋陽市渾南区天柱山にある、清の前身・後金の初代皇帝であるヌルハチ、およびホンタイジの生母であるイェヘナラ氏(孝慈高皇后)の陵墓。
1629年に建てられた。瀋陽市の東部に位置するので通称東陵とも。保存状態が悪かったが、修復され現在は「東陵公園」として一般公開されている。昭陵・永陵とともに清の関外三陵のひとつ。山に囲まれていて、参道には108段の石段がある。1988年に中華人民共和国の全国重点文物保護単位に指定され、2004年にユネスコの世界遺産に登録された。
関連項目
- 中華人民共和国の世界遺産
- 明・清王朝の皇帝墓群
- 清の陵墓群(関外三陵)
- 永陵
- 昭陵(北陵)
座標: 北緯41度49分59秒 東経123度35分01秒 / 北緯41.83306度 東経123.58361度 / 41.83306; 123.58361