砂浜正二
砂浜 正二(すなはま しょうじ、1971年7月22日 - )は、アメリカハワイ州出身で高砂部屋に所属した元大相撲力士。本名はホプキンス・ウイリアム・タイラー。185cm、192kg。最高位は東十両5枚目。得意技は突き、押し。
経歴
花屋の長男として生まれ、カイザー高校ではアメリカンフットボールでディフェンスとして活躍し、野球やレスリングも経験した。その後、サンボノ大学へ進学したが、小錦の弟と相撲の話を良くしている内に入門を勧められ、中途退学して入門した。 砂浜の名はハワイのビーチからの連想と高砂に因んで6代高砂が命名した[1]。 1990年9月場所に初土俵。突き押しを武器に順調に番付を上げ、幕下でやや苦戦したが、1995年11月場所に十両昇進。その場所では10勝5敗と二桁勝利を挙げた。その後は幕内昇進を期待されたが、十両上位の壁に阻まれ、十両中位で相撲をとることがほとんどであった。1997年5月場所限りで25歳の若さで引退。
主な成績
- 通算成績:193勝152敗15休 勝率.559
- 十両成績:65勝70敗15休 勝率.481
- 現役在位:41場所
- 十両在位:10場所
場所別成績
一月場所 初場所(東京) | 三月場所 春場所(大阪) | 五月場所 夏場所(東京) | 七月場所 名古屋場所(愛知) | 九月場所 秋場所(東京) | 十一月場所 九州場所(福岡) | |
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1990年 (平成2年) | x | x | x | x | (前相撲) | 西序ノ口35枚目 5–2 |
1991年 (平成3年) | 西序二段103枚目 6–1 | 東序二段29枚目 2–5 | 東序二段69枚目 6–1 | 東序二段4枚目 6–1 | 東三段目49枚目 5–2 | 東三段目21枚目 5–2 |
1992年 (平成4年) | 東幕下58枚目 3–4 | 西三段目13枚目 4–3 | 東三段目筆頭 4–3 | 東幕下49枚目 3–4 | 西幕下58枚目 6–1 | 東幕下29枚目 5–2 |
1993年 (平成5年) | 西幕下16枚目 3–4 | 西幕下22枚目 2–5 | 西幕下39枚目 5–2 | 東幕下26枚目 4–3 | 西幕下19枚目 2–5 | 西幕下39枚目 6–1 |
1994年 (平成6年) | 東幕下18枚目 5–2 | 東幕下11枚目 5–2 | 東幕下4枚目 3–4 | 西幕下7枚目 4–3 | 西幕下5枚目 3–4 | 東幕下11枚目 2–5 |
1995年 (平成7年) | 西幕下26枚目 5–2 | 西幕下15枚目 5–2 | 西幕下8枚目 4–3 | 西幕下4枚目 4–3 | 東幕下4枚目 6–1 | 東十両12枚目 10–5 |
1996年 (平成8年) | 東十両6枚目 8–7 | 東十両5枚目 5–10 | 西十両10枚目 8–7 | 東十両8枚目 7–8 | 西十両9枚目 8–7 | 東十両8枚目 6–9 |
1997年 (平成9年) | 西十両10枚目 8–7 | 西十両7枚目 5–10 | 西十両12枚目 引退 0–0–15 | x | x | x |
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。 優勝 引退 休場 十両 幕下 三賞:敢=敢闘賞、殊=殊勲賞、技=技能賞 その他:★=金星 番付階級:幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口 幕内序列:横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列) |
改名歴
- 砂浜 正二(すなはま しょうじ)1990年9月場所 - 1997年5月場所
参考文献
- 大相撲力士名鑑平成13年版、水野尚文、京須利敏、共同通信社、2000年、ISBN 978-4764104709
出典
- ^ 相撲人名鑑(砂浜 正二)
関連項目
外部リンク
- 砂浜 正二 - 日本相撲協会
- 砂浜 正二 - 相撲レファレンス
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