洗ひ髪

「洗ひ髪」
工藤あやのシングル
B面
  • 加賀友禅燈ろう流し
リリース
規格 マキシシングル
ジャンル
レーベル 徳間ジャパンコミュニケーションズ
チャート最高順位
工藤あやの シングル 年表
  • 白糸恋情話
  • (2022年)
  • 洗ひ髪
  • (2023年)
ミュージックビデオ
「洗ひ髪」 - YouTube
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洗ひ髪」(あらいがみ)は、日本の演歌歌手工藤あやのの楽曲。2023年1月18日徳間ジャパンコミュニケーションズより8作目のシングルとして発売された。

制作

2023年1月にプロデビュー10周年を迎えた工藤あやのの8作目となるシングルである。本作のヒットを祈願し、東京都新宿区にある花園神社にて生まれて初めての祈祷を行っている[2][3][4]

前作「白糸恋情話」と同じく表題曲の作詞は原文彦、作曲は弦哲也、編曲は若草恵が担当しており、楽曲提供は「白糸恋情花」と同時に行われていた[5][6]

アートワーク

ジャケット写真の髪の毛をストレートに束ねるアイデアは工藤本人によるもので、髪飾りなどの備品も自身で探して決めた。着用している水色の着物はビンテージもので貴重なものだといい、それに合わせ重ね衿などもこだわった。着物のが撮影数日前までなかなか決まらず難航したが、着物にも薄く入っていたバラに共通したバラの絵柄の帯を気に入り決定した[7]

前作「白糸恋情話」の題材になった小説『義血侠血』の著者である泉鏡花ウサギの置物など、ウサギのグッズを収集していた事に影響を受け、髪飾りは兎の耳をイメージした形のものとなっている[7]

楽曲解説

洗ひ髪
表題曲。タイトルの"ひ"(現代表記だと"い")は旧仮名づかいが使われている。工藤は"ひ"の一字に現代の言葉だけでは表現できない思いが詰まっていると語っており、その深みを出すために、作曲をした弦哲也のデモテープを何度も聴いてレコーディングに臨んだという。弦は本作のレコーディングにあたり歌い方の指導も本人に行っている[7]
原文彦は前作「白糸恋情話」よりも「洗ひ髪」を先に作詞していた[7]
加賀友禅燈ろう流し
カップリング曲。石川県金沢市加賀友禅燈ろう流しをモチーフにしている[8]

ミュージック・ビデオ

表題曲「洗ひ髪」のミュージック・ビデオでは、1本ので髪を束ね、櫛をはずしたときに束ねた髪がクルクルッと落ちていくシーンを撮るために人生で初めてヘアーエクステンションをつけて撮影に臨んだ。きれいに髪を降ろすのは難しかったと工藤は語っており、5回ほど挑戦し納得いくものが撮影されたという。映像の櫛や手鏡の後ろには、ジャケットで工藤が着用した髪飾りにも共通するウサギが描かれている[7]

収録曲

CD
#タイトル作詞作曲編曲
1.「洗ひ髪」原文彦弦哲也若草恵
2.「加賀友禅燈ろう流し」麻こよみ弦哲也伊戸のりお
3.「洗ひ髪 (オリジナル・カラオケ)」   
4.「加賀友禅燈ろう流し (オリジナル・カラオケ)」   

脚注

[脚注の使い方]

出典

  1. ^ “洗ひ髪 | 工藤あやの”. ORICON NEWS. 2023年8月11日閲覧。
  2. ^ “演歌歌手の工藤あやの「洗ひ髪」ヒット祈願 デビュー10周年「あまりのうれしさにうるっと」”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年1月17日). https://www.nikkansports.com/m/entertainment/news/202301170000488_m.html?mode=all&utm_source=AMPbutton&utm_medium=referral 2023年8月11日閲覧。 
  3. ^ “工藤あやの、人生初のヒット祈願で「『ヒットしますように』というのを忘れました…」”. サンスポ (産業経済新聞社). (2023年1月17日). https://www.sanspo.com/article/20230117-V4BCPV3BTVPHBDR2YS2XK6C7GI/?outputType 2023年8月11日閲覧。 
  4. ^ “工藤あやの、節目の10年目「培ってきたも全て懸けて歌っていきたい」、人生初の祈とうも体験”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2023年1月17日). https://hochi.news/articles/20230117-OHT1T51062.html?page=1 2023年8月11日閲覧。 
  5. ^ “大正ロマン路線第2弾「洗ひ髪」 工藤あやのが新曲”. 大阪日日新聞 (新日本海新聞社). (2023年1月26日). https://www.nnn.co.jp/articles/-/20202 2023年8月11日閲覧。 
  6. ^ “工藤あやの、発売日のデイリーランキング 演歌・歌謡曲で 1位! 新曲「洗ひ髪」が 2023年 1月18日 発売! ミュージックビデオがフルコーラス公開中! 豊かな響きの歌声で心に響く、文学的な香りのする王道演歌! 津吹みゆ、羽山みずき との 3人組ユニット「みちのく娘!」としても活躍中!”. MUSIC GUIDE (ページワン). (2023年1月21日). https://musicguide.jp/information/43556/ 2023年8月11日閲覧。 
  7. ^ a b c d e (インタビュアー:藤井利香)「工藤あやのが表現する“炎のごとく”~本格演歌「洗ひ髪」で感情が揺さぶられる歌声を~」『オトカゼ 〜音楽の風〜』、エクシング・ミュージックエンタテイメント、2023年1月18日。https://otokaze.jp/topic/99999999138852023年8月11日閲覧 
  8. ^ “工藤あやのが初めてのヒット祈願にウルっ。新曲「洗ひ髪」にデビュー10年で培ったすべてをかけてヒットへ。”. オトカゼ 〜音楽の風〜 (エクシング・ミュージックエンタテイメント). (2023年1月17日). https://otokaze.jp/news/9999999913936 2023年8月11日閲覧。 
オリコン週間演歌・歌謡シングルチャート第1位(2023年1月30日付)
1月
2月
3月
4月
5月
  • 1日 酔えねぇよ!(真田ナオキ)
  • 8日 花わずらい(市川由紀乃
  • 15日 捕まえて、今夜。/どんなに愛したとしても(新浜レオン
  • 22日 酔恋歌(井上由美子)
  • 29日 しろつめ草(こおり健太
6月
  • 5日 心機一転(辰巳ゆうと)
  • 12日 渋谷のマリア(おかゆ)
  • 19日・26日 だってめぐり逢えたんだ(純烈)
7月
  • 3日 こころ万華鏡(山内惠介)
  • 10日 酔えねぇよ!(真田ナオキ)
  • 17日 だってめぐり逢えたんだ(純烈)
  • 24日 サンタマリアの鐘(竹島宏)
  • 31日 握手をしよう〜世界の国からこんにちは〜(東京力車
8月
  • 7日・14日・21日 だってめぐり逢えたんだ(純烈)
  • 28日 土砂降りの雨だから(伊達悠太)
9月
  • 4日 ズルい男に乾杯!!(駿河ヤマト)
  • 11日 捕まえて、今夜。/どんなに愛したとしても(新浜レオン)
  • 18日 だってめぐり逢えたんだ(純烈)
  • 25日 星くずセレナーデ(辰巳ゆうと)
10月
  • 2日 こころ万華鏡(山内惠介)
  • 9日 だってめぐり逢えたんだ(純烈)
  • 16日 酔えねぇよ!(真田ナオキ)
  • 23日・30日 だってめぐり逢えたんだ(純烈)
11月
  • 6日 だってめぐり逢えたんだ(純烈)
  • 13日 こころ万華鏡(山内惠介)
  • 20日 だってめぐり逢えたんだ(純烈)
  • 27日 こころ万華鏡(山内惠介)
12月
  • 4日・11日・18日 だってめぐり逢えたんだ(純烈)
  • 25日 こころ万華鏡(山内惠介)
  • 2006
  • 2007
  • 2008
  • 2009
  • 2010
  • 2011
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  • 2013
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