忌み言葉(いみことば)とは、忌みはばかって使用を避ける語[1]。忌詞[1]、忌み詞、忌言葉とも[2]。
例
特定の場面における忌み言葉の例を挙げる。
- 婚礼
- 去る[1]、切る[1]、帰る[1]、離れる、戻る。
- 終わる - 披露宴の「終了」を「お開き」と言い換える。
- 受験
- 滑る、落ちる、転ぶ、躓(つまず)く。
- 賭け事
- 擦る - 負けて損するのを忌み嫌い、「擦る」を「当たる」と言い換える。
- 「スルメ」を「アタリ(当たり)メ」と言い換える。
- 「すり鉢」を「アタリ(当たり)バチ」と言い換える。
- 一般
- 梨 - 「なしの実」を「ありの実」と言い換える。
- 猿 - 「去る(失う)」を「得手(手に入れる)」と言い換える。
脚注
[脚注の使い方]
- ^ a b c d e 広辞苑 第六版 「忌詞」
- ^ 忌み言葉・忌み詞・忌言葉 - kotobank
関連項目