大阪科学賞
大阪科学賞 | |
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受賞対象 | 科学および新技術の発展に著しく寄与した研究者 |
国 | 日本 |
主催 | 大阪府 大阪市 一般財団法人大阪科学技術センター |
報酬 | 賞状と賞金150万円 |
初回 | 1983年 |
最新回 | 2022年 |
公式サイト | 大阪科学賞 |
大阪科学賞(おおさかかがくしよう、英: Osaka Science Prize)は、理学、情報科学、工学、医学、薬学、生物学、農学とそれらの学際的な分野において、科学および新技術の発展に著しく寄与した研究者を毎年2名選び、顕彰する賞である。大阪府、大阪市、財団法人大阪科学技術センターの3者が母体である。創造的科学技術の振興をはかり、21世紀への新たな発展と明日の人類社会に貢献することを目的として、1983年(昭和53年)に創設された[1]。賞金は150万円[2]。
受賞者
<主な出典:[3][4]>
- 第1回(1983年度)
- 第2回(1984年度)
- 本庶佑:「免疫グロブリン遺伝子に関する研究」
- 佐川眞人:「Nd-Fe-B新磁石の発明」
- 第3回(1985年度)
- 第4回(1986年度)
- 鵜飼正二:「非線形Boltzmann方程式の数学的研究」
- 池谷元伺:「電子スピン共鳴による年代測定法の開発」
- 第5回(1987年度)
- 第6回(1988年度)
- 南努:「超イオン伝導ガラスの開発とその材料物性に関する研究」
- 北村幸彦:「マスト細胞の分化に関する研究」
- 第7回(1989年度)
- 第8回(1990年度)
- 吉野勝美:「電子・光機能性高分子新素材に関する研究」
- 山西弘一:「突発性発疹の原因ウイルスの同定及びヒトヘルペスウイルス6の潜伏感染に関する研究」
- 第9回(1991年度)
- 御子柴克彦:「哺乳類脳神経系の発生・分化の研究」
- 冷水佐壽:「分子線エピタキシャル結晶成長法による半導体新材料の研究と高移動度トランジスタ(HEMT)の発明」
- 第10回(1992年度)
- 橋本竹治:「ブロック・コポリマーのミクロ相転移と秩序構造に関する研究」
- 野村大成:「放射線および化学物質の継世代影響-癌および奇形発生とその子孫への遺伝」
- 第11回(1993年度)
- 第12回(1994年度)
- 第13回(1995年度)
- 第14回(1996年度)
- 第15回(1997年度)
- 第16回(1998年度)
- 原田明:「分子認識による超分子構造の構築に関する研究」
- 成宮周:「プロスタノイド受容体に関する研究」
- 第17回(1999年度)
- 第18回(2000年度)
- 濱田博司:「体の左右非対称性が生じる機構の解明」
- 谷垣勝己:「多面体クラスタの伝導および磁性」
- 第19回(2001年度)
- 難波啓一:「蛋白質ナノマシン立体構造の自己構築とスイッチ機構の解明」
- 木下タロウ:「タンパク質GPIアンカーに関する医学生物学的研究」
- 第20回(2002年度)
- 東健司:「高速超塑性に関する基礎研究」
- 審良静男:「自然免疫における病原体認識システムの研究」
- 第21回(2003年度)
- 第22回(2004年度)
- 野田進:「フォトニック結晶に関する先駆的・独創的研究」
- 西田宏記:「動物胚発生過程における細胞の発生運命決定機構の解析」
- 第23回(2005年度)
- 第24回(2006年度)
- 第25回(2007年度)
- 第26回(2008年度)
- 第27回(2009年度)
- 第28回(2010年度)
- 第29回(2011年度)
- 第30回(2012年度)
- 第31回(2013年度)
- 第32回(2014年度)
- 第33回(2015年度)
- 竹内繁樹:「光子を用いた量子情報通信処理・量子計測の先駆的研究」
- 神谷之康:「脳情報デコーディング法の開発と夢の解読」
- 第34回(2016年度)
- 竹田潔:「腸管の恒常性維持機構の解析」
- 牛尾知雄:「フェーズドアレイ気象レーダの研究開発」
- 第35回(2017年度)
- 熊谷隆:「複雑な系の上の確率過程と異常拡散現象の解析」
- 原隆浩:「ネットワーク環境上のデータ管理と社会センシングに関する研究」
- 第36回(2018年度)
- 白石誠司:「固体中のスピン流輸送とその物性における先駆的研究」
- 永井健治:「蛍光・化学発光タンパク質の開発と応用展開」
- 第37回(2019年度)[2]
- 栗栖源嗣:「生体エネルギー変換に関わる生体超分子複合体の構造研究」
- 小林研介:「固体素子におけるゆらぎと非平衡機能に関する実験的研究」
- 第38回(2020年度)[5]
- 石井優:「生体イメージングの技術開発と免疫細胞ダイナミクスの統合的解明」
- 井垣達吏:「細胞競合によるがん細胞制御の発見とその分子機構の解明」
- 第39回(2021年度)
- 千葉大地:「磁性の後天的制御に関する先駆的研究」
- 谷口雄一:「ゲノムの分子レベルでの動作機構に関する研究」
- 第40回(2022年度)[4]
- 第41回(2023年度)[6]
脚注
[脚注の使い方]
- ^ “大阪科学賞|OSTEC 一般財団法人 大阪科学技術センター”. 一般財団法人 大阪科学技術センター (2019年). 2019年9月28日閲覧。
- ^ a b “報道発表資料 第37回(2019年度)「大阪科学賞」受賞者が決定しました ~ 表彰式及び受賞者の記念講演を開催します ~”. 大阪市 (2019年9月25日). 2019年9月28日閲覧。
- ^ “大阪科学賞 受賞者一覧(第1回~第36回)”. 一般財団法人 大阪科学技術センター (2018年). 2019年9月28日閲覧。
- ^ a b 第1回~第40回受賞者一覧(大阪府報道発表資料 添付資料 2022年9月21日)(2022年12月1日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ “報道発表資料 第38回(令和2年度)大阪科学賞受賞者が決定しました”. 大阪府 (2020年9月24日). 2020年12月28日閲覧。
- ^ “大阪科学賞に鳶巣、藤野氏 関西の若手研究者が対象”. 共同通信 (2023年9月28日). 2023年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月28日閲覧。
- ^ “鳶巣 守 (とびす まもる) 49歳”. 第41回(令和5年度) 大阪科学賞(OSAKA SCIENCE PRIZE)受賞者の横顔. 大阪科学技術センター (2023年9月28日). 2023年9月28日閲覧。
- ^ “藤野 修 (ふじの おさむ) 49歳”. 第41回(令和5年度) 大阪科学賞(OSAKA SCIENCE PRIZE)受賞者の横顔. 大阪科学技術センター (2023年9月28日). 2023年9月28日閲覧。
外部リンク
- 大阪科学技術センター
- 大阪科学賞