大津広美

大津 広美
大津広美
2008年当時
基本情報
国籍 日本の旗 日本
所属 富士急行
誕生日 (1984-05-22) 1984年5月22日(40歳)
出身地 北海道河西郡更別村
身長 165cm
体重 59kg

大津 広美(おおつ ひろみ、1984年5月22日-)は、北海道河西郡更別村出身の元スピードスケート選手。身長165cm、体重59kg。

略歴

2003年3月白樺学園高等学校卒業。高校卒業後、富士急行スケート部に入部。社会人3年目となる2005年、同年のワールドカップトリノ大会のチームパシュートで3位となる。

初めてのオリンピックとなるトリノオリンピックでは1500mとチームパシュートに出場、1500mでは2分4秒77の33位に終わった。

チームパシュートではロシアとの3位決定戦でレース途中で転倒[1]、4位に終わる。ロシアをリードしていた状況での転倒について大津は「チャンスを逃したのは私の責任。本当に何があるか分からない」とコメントした[2]

2009年12月にエムウェーブで開催されたバンクーバーオリンピック代表選考会では持ち前の豪快な滑りが影を潜め、1,500mでは8位、3,000mでは5位に終わってオリンピック代表選手入りを逃した。

2大会連続のオリンピック代表入りが成らなかった大津は2010年1月に現役引退を表明し、同時に富士急行スケート部を退部[3]。引退後は富山市にある造園の専門学校に通い、庭師になった。2013年に仙台市出身の男性と結婚。2016年から仙台市障害者スポーツ協会に勤務[4][5]

自己ベスト

  • 500m 40秒83
  • 1000m 1分18秒41
  • 1500m 1分56秒93
  • 3000m 4分5秒71
  • 5000m 7分11秒29

脚注

  1. ^ 「転倒に笑い、転倒に泣いた女子団体追い抜き」 - スポーツナビ
  2. ^ “日本転倒4位個人優先のツケ/Sスケート”. 日刊スポーツ. (2006年2月18日). http://torino2006.nikkansports.com/paper/p-ol-tp5-060218-0028.html 2014年4月10日閲覧。 
  3. ^ “岡崎の現役続行を全面支援/スケート、富士急社長が明言”. 四国新聞社 (2010年3月31日). 2012年7月7日閲覧。
  4. ^ 日本経済新聞(2019年6月5日)
  5. ^ 日本経済新聞(2019年6月19日)

外部リンク

  • 富士急行スケート部公式サイト内大津広美のプロフィール
  • 大津広美 - Olympedia(英語) ウィキデータを編集
  • Hiromi Otsu - 各種大会の記録(SpeedSkatingStats.comによる)
  • Personal Records of Hiromi Otsu at Jakub Majerski's Speedskating Database