塵添壒嚢鈔
この項目には、JIS X 0213:2004 で規定されている文字(塵添あい嚢鈔の「あい」の字(土蓋))が含まれています(詳細)。
『塵添壒嚢鈔』(じんてんあいのうしょう、「あい」は土偏に蓋)は、室町時代に編纂された辞典である。全20巻。天文元年(1532年)成立。流布している版本の刊行は1650~1660年頃と見られている。先行する『壒嚢鈔』(あいのうしょう)に『塵袋』(ちりぶくろ)所収の諸説(201箇条)を増補して編纂された。言葉の起源・故事、神仏寺社についての縁起などを主におさめている。
江戸時代には『塵添壒嚢鈔』のことを指して『壒嚢鈔』と称していた例もあり、同一の書物であるとみなされてもいた。江戸時代の書誌などで「二十巻本」と記されている『壒嚢鈔』は多くの場合『塵添壒嚢鈔』である[1]。
脚注
[脚注の使い方]
関連項目
日本の古辞書 | |
---|---|
部首順 | |
分類順 | |
発音順 | |
韻書 | |
語源辞典 | |
外国語辞典 | |
逸書 |
|
- 表示
- 編集