五領ヶ台貝塚

座標:

五領ヶ台 貝塚の位置(神奈川県内)
五領ヶ台 貝塚
五領ヶ台
貝塚
位置

五領ヶ台貝塚(ごりょうがだいかいづか)は、神奈川県平塚市広川にある貝塚遺跡1972年(昭和47年)7月29日に、国の史跡に指定された[1][2]

概要

相模川の一支流である金目川にのぞむ標高約40メートルの舌状台地の緩斜面2か所にあり、東・西貝塚と呼ばれている[1]。貝塚の範囲はあまり広くないが、主な貝類は、ダンベイキサゴハマグリウミニナなどであり、獣類ではイルカが大多数を占め、クジライノシシシカなど、魚類ではマダイクロダイサメ・スズキなどが知られ、漁撈活動に依存した生活状況を知ることができる[1]。そのほか土器石器骨角器などの出土も豊富である。この貝塚から発見された土器には、縄文時代中期の勝坂式土器の母体となった諸要素があり、五領ヶ台式土器と命名され、標式遺跡としての価値は高い[1]

出典

  1. ^ a b c d “国指定文化財等データベース”. kunishitei.bunka.go.jp. 2020年11月13日閲覧。
  2. ^ 五領ヶ台貝塚(平塚市)
分野
年代
地域
  • アフリカ考古学(英語版)
  • 南北アメリカ大陸の考古学(英語版)
  • アジアの考古学
  • 中国考古学
  • オーストラリアの考古学(英語版)
  • エジプト学
  • アッシリア学
  • 中東考古学(英語版)
  • ヌビア学(英語版)
手法
主題
理論
欧米
  • プロセス考古学(英語版)
関連分野
研究方法
考古資料
遺跡の保護と活用
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