上芥見駅

上芥見駅
上りホーム(新岐阜方面)を横より(2005年3月)
かみあくたみ
KAMI AKUTAMI
下芥見 (1.6 km)
(1.8 km) 白金
所在地 岐阜県岐阜市上芥見
北緯35度27分45.6秒 東経136度50分32.8秒 / 北緯35.462667度 東経136.842444度 / 35.462667; 136.842444座標: 北緯35度27分45.6秒 東経136度50分32.8秒 / 北緯35.462667度 東経136.842444度 / 35.462667; 136.842444
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 美濃町線
キロ程 10.9 km(徹明町起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
202人/日
-1992年[1]-
開業年月日 1911年明治44年)2月11日
廃止年月日 2005年平成17年)4月1日
備考 無人駅
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上芥見駅(かみあくたみえき)は、岐阜県岐阜市上芥見にあった名古屋鉄道美濃町線停留場)。

歴史

美濃町線が前身である美濃電気軌道の路線として1911年(明治44年)に開通した当初から存在する。2005年(平成17年)4月1日をもって、美濃町線とともに廃止された。

  • 1911年(明治44年)2月11日 - 美濃電気軌道の神田町駅(のちの岐阜柳ヶ瀬駅) - 上有知駅(のちの美濃駅)間の開通と同時に開業[2]
  • 1930年(昭和5年)8月20日 - 美濃電気軌道が名古屋鉄道(初代。同年中に名岐鉄道に改称し、1935年より名古屋鉄道に再改称)に合併。同社の美濃町線の駅となる[2]
  • 1948年(昭和23年)11月1日以前 - 無人化[3]
  • 2005年(平成17年)4月1日 - 美濃町線の廃止に伴い廃駅[4]

駅構造

道路をはさんで南側に低床単式1面1線のホーム、北側に待合室があった。北を住宅地、南を用水路の土手にはさまれた狭い道のため、ホームの幅は1メートル余りしかなかった。

  • 上芥見に停車中の800形。 反対側に見える小屋が待合室
    上芥見に停車中の800形。
    反対側に見える小屋が待合室

配線図

上芥見駅 構内配線略図

徹明町方面
上芥見駅 構内配線略図
新関方面
凡例
出典:[5]


利用状況

  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は202人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中319位、 美濃町線日野橋 - 美濃間(14駅)中12位であった[1]

駅周辺

  • 当駅前後の区間では、道幅の狭さを補うため併用軌道となっていた。ただし道路の中央を軌道が通るような全面的な併用軌道ではなく、道路の端に軌道が敷かれ、道路から軌道敷内にかけてのみ舗装がなされていた[6]
  • 駅北西で長良川武儀川津保川が相次いで合流する。

隣の駅

名古屋鉄道
美濃町線
下芥見駅 - 上芥見駅 - 白金駅

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 
  2. ^ a b 『岐阜のチンチン電車 岐阜市内線と美濃町・揖斐・谷汲線の85年』郷土出版社、1997年、219-230頁。ISBN 4-87670-097-4。 
  3. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、880頁。 
  4. ^ 今尾恵介(監修)日本鉄道旅行地図帳』 7 東海、新潮社、2008年、51-52頁。ISBN 978-4-10-790025-8。 
  5. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第473号 1986年12月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、付図「名古屋鉄道路線略図」
  6. ^ 川島令三全国鉄道事情大研究』 名古屋北部・岐阜篇 1、草思社、1997年、182頁。ISBN 4-7942-0796-4。 

関連項目

美濃町線:徹明町 - 金園町四丁目 - 梅林 - 金園町九丁目 - (田神・名鉄岐阜方面<<)競輪場前 - 北一色 - 野一色 - 琴塚 - 日野橋 - 岩田坂 - 岩田 - 下芥見 - 上芥見 - 白金 - 小屋名 - 赤土坂 - 新田 - 新関 - 関
田神線:(名鉄岐阜<<)田神 - 市ノ坪 - 競輪場前(>>新関・関方面)