ロンゴス
ロンゴス(ギリシア語:Λόγγος、英語:Longus、Longosとも、生没年不詳)は、2世紀から3世紀のローマ帝国領内のエーゲ海に位置するレスボス島出身の小説家[1]。
ロンゴスの代表作とされる恋愛小説『ダフニスとクロエ』の舞台がレスボス島であることを根拠にレスボス島の出身であると考えられているが定かではない[1][2]。
ロンゴスの作品は全4部作からなる『ダフニスとクロエ』しか確認、現存されておらず、『ダフニスとクロエ』はフランスの作家、ジャック=アンリ・ベルナルダン・ド・サン=ピエールの小説『ポールとヴィルジニー』やフランスの作曲家、モーリス・ラヴェルのバレエ曲『ダフニスとクロエ』などと後世に伝わっている。
脚注
- ^ a b ロンゴスとは - コトバンク、2012年10月30日閲覧。
- ^ ロンゴス - Yahoo!百科事典、日本大百科全書、2012年10月30日閲覧。
参考文献
- 高津春繁、手塚富雄、西脇順三郎、久松潜一 著、相賀徹夫 編『万有百科大事典 1 文学』(初版)小学館〈日本大百科全書〉(原著1973-8-10)。
- “ロンゴスとは”. コトバンク. 2012年10月30日閲覧。
- “ロンゴス”. Yahoo!百科事典、日本大百科全書. 2012年10月30日閲覧。
関連項目
- 『ダフニスとクロエ』
- 古代ギリシア
- レスボス島
- ジャック=アンリ・ベルナルダン・ド・サン=ピエール
- 『ポールとヴィルジニー』
- モーリス・ラヴェル
- 『ダフニスとクロエ』
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