リンゴ酸酵素
リンゴ酸酵素(malic enzyme, ME)は、リンゴ酸とピルビン酸との相互変換を触媒する酸化的脱炭酸酵素である。
- (S)-リンゴ酸・L-リンゴ酸
- ピルビン酸
基質特異性や用いる電子受容体によって以下の表のように分類されている。
IUBMB名称 | EC番号 | 基質 | 電子受容体 | 局在 |
---|---|---|---|---|
リンゴ酸デヒドロゲナーゼ (オキサロ酢酸脱炭酸) | 1.1.1.38 | L-リンゴ酸 オキサロ酢酸 | NAD+ | 原核生物 真核生物のミトコンドリア |
リンゴ酸デヒドロゲナーゼ (脱炭酸) | 1.1.1.39 | L-リンゴ酸 | NAD+ | 緑色植物のミトコンドリア 一部の真正細菌 |
リンゴ酸デヒドロゲナーゼ (オキサロ酢酸脱炭酸) (NADP+) | 1.1.1.40 | L-リンゴ酸 オキサロ酢酸 | NADP+ | 細胞質 ミトコンドリアや色素体 |
D-リンゴ酸デヒドロゲナーゼ (脱炭酸) | 1.1.1.83 | D-リンゴ酸 | NAD+ |
関連項目
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