メッセージボトル

曖昧さ回避 この項目では、音楽のアルバムについて説明しています。瓶に手紙を入れて流したものについては「ボトルメール」を、その他の用法については「ボトルメール (曖昧さ回避)」をご覧ください。
『メッセージボトル』
amazarashiベスト・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ
プロデュース 秋田ひろむ
チャート最高順位
  • 週間3位オリコン
  • 登場回数12回(オリコン)
amazarashi アルバム 年表
虚無病
(2016年)
メッセージボトル
(2017年)
地方都市のメメント・モリ
(2017年)
ミュージックビデオ
「ヒーロー」 - YouTube
「つじつま合わせに生まれた僕等 (2017)」 - YouTube
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メッセージボトル』は、日本のバンド、amazarashiの1枚目のベストアルバム2017年3月29日ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズより発売された。

概要

自身初のベストアルバムであり、インディーズ時代の『0.』以降の各アルバムや、1月に発売されたシングル『命にふさわしい』などから選曲されている。完全生産限定盤、初回生産限定盤、通常盤の3形態で発売され、両限定盤にはインディーズ時代に青森県で500枚限定で販売されたあまざらし名義のミニアルバム光、再考』が完全収録されている[1]

アルバムタイトル及び後述のツアータイトル『メッセージボトル』は、アマチュア時代に初めて主催したイベントのタイトルに由来する。

テレビ東京系ドラマ『銀と金』の主題歌として書き下ろされた新曲「ヒーロー」は今作が初収録であり、ミュージックビデオは過去にYKBXらが制作したアートワークやミュージックビデオを総ざらいする内容となっている[2]

ミニアルバム『0.』及び『0.6』収録曲の「つじつま合わせに生まれた僕等」は、今作にはオリジナルバージョンと新録バージョンの2種が収録されており、新録に際してポエトリーの誦読を含むミュージックビデオも制作された。本曲を新録した理由として、秋田は「改めてたくさんの方に、この楽曲を届けたい」と語っている[3]

ツアー

2017年3月26日から10月19日にかけて、過去最大規模となる8都市10公演のツアー amazarashi Live Tour 2017「メッセージボトル」が開催された。

振替公演を除く最終公演は8月13日にamazarashiの地元青森県で開催され、初の凱旋ライブとなった。9月6日発売のシングル表題曲「空に歌えば」は本公演で初披露され、ミュージックビデオには本公演の様子が映し出されている[4]

収録曲

Disc 1(CD)
全作詞・作曲: 秋田ひろむ、全編曲: 出羽良彰・amazarashi。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「光、再考」(ミニアルバム『0.』より)秋田ひろむ秋田ひろむ
2.「つじつま合わせに生まれた僕等」(ミニアルバム『0.』より)秋田ひろむ秋田ひろむ
3.「夏を待っていました」(ミニアルバム『爆弾の作り方』より)秋田ひろむ秋田ひろむ
4.「無題」(ミニアルバム『爆弾の作り方』より)秋田ひろむ秋田ひろむ
5.「奇跡」(ミニアルバム『ワンルーム叙事詩』より)秋田ひろむ秋田ひろむ
6.「ワンルーム叙事詩」(ミニアルバム『ワンルーム叙事詩』より)秋田ひろむ秋田ひろむ
7.「さくら」(ミニアルバム『アノミー』より)秋田ひろむ秋田ひろむ
8.「この街で生きている」(ミニアルバム『アノミー』より)秋田ひろむ秋田ひろむ
9.「空っぽの空に潰される」(フルアルバム『千年幸福論』より)秋田ひろむ秋田ひろむ
10.「美しき思い出」(フルアルバム『千年幸福論』より)秋田ひろむ秋田ひろむ
11.「ラブソング」(ミニアルバム『ラブソング』より)秋田ひろむ秋田ひろむ
12.「ナモナキヒト」(ミニアルバム『ラブソング』より)秋田ひろむ秋田ひろむ
合計時間:
Disc 2(CD)
全作詞・作曲: 秋田ひろむ、全編曲: 出羽良彰・amazarashi。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「ジュブナイル」(ミニアルバム『ねえママ あなたの言うとおり』より)秋田ひろむ秋田ひろむ
2.「性善説」(ミニアルバム『ねえママ あなたの言うとおり』より)秋田ひろむ秋田ひろむ
3.「終わりで始まり」(ミニアルバム『あんたへ』より)秋田ひろむ秋田ひろむ
4.「冷凍睡眠」(ミニアルバム『あんたへ』より)秋田ひろむ秋田ひろむ
5.「スターライト」(フルアルバム『夕日信仰ヒガシズム』より)秋田ひろむ秋田ひろむ
6.「ひろ」(フルアルバム『夕日信仰ヒガシズム』より)秋田ひろむ秋田ひろむ
7.「季節は次々死んでいく」(シングル『季節は次々死んでいく』より)秋田ひろむ秋田ひろむ
8.「スピードと摩擦」(シングル『スピードと摩擦』より)秋田ひろむ秋田ひろむ
9.「多数決」(フルアルバム『世界収束二一一六』より)秋田ひろむ秋田ひろむ
10.「ライフイズビューティフル」(フルアルバム『世界収束二一一六』より)秋田ひろむ秋田ひろむ
11.「僕が死のうと思ったのは」(ミニアルバム『虚無病』より)秋田ひろむ秋田ひろむ
12.「命にふさわしい」(シングル『命にふさわしい』より)秋田ひろむ秋田ひろむ
13.「ヒーロー」(初収録)秋田ひろむ秋田ひろむ
14.「つじつま合わせに生まれた僕等(2017)」(新録)秋田ひろむ秋田ひろむ
合計時間:
Disc 3(CD)※完全生産限定盤、初回生産限定盤のみ
全作詞・作曲: 秋田ひろむ。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「光、再考」(ミニアルバム『光、再考』より)秋田ひろむ秋田ひろむ
2.「少年少女」(ミニアルバム『光、再考』より)秋田ひろむ秋田ひろむ
3.「真っ白な世界」(ミニアルバム『光、再考』より)秋田ひろむ秋田ひろむ
4.「隅田川」(ミニアルバム『光、再考』より)秋田ひろむ秋田ひろむ
5.「ドブネズミ」(ミニアルバム『光、再考』より)秋田ひろむ秋田ひろむ
6.「未来づくり」(ミニアルバム『光、再考』より)秋田ひろむ秋田ひろむ
合計時間:
Disc 4(DVD)※完全生産限定盤、初回生産限定盤のみ
#タイトル作詞作曲・編曲
1.「ポエジー」  
2.「ラブソング」  
3.「カルマ」  
4.「スターライト」  
5.「しらふ」  
6.「美しき思い出」  

出典

  1. ^ “amazarashi初のベスト盤をリリース、限定盤にあまざらし名義のレア音源も”. 音楽ナタリー (2017年3月1日). 2017年9月3日閲覧。
  2. ^ “amazarashi「ヒーロー」で過去のMVやアートワークを総ざらい”. 音楽ナタリー (2017年3月10日). 2017年9月3日閲覧。
  3. ^ “amazarashi、書き下ろしポエトリーを加えた特別編集版「つじつま合わせに生まれた僕等(2017)」MV公開”. Musicman-net (2017年3月25日). 2017年9月3日閲覧。
  4. ^ “amazarashi「空に歌えば」MVは地元・青森で撮影、凱旋公演の映像も”. 音楽ナタリー (2017年9月1日). 2017年9月3日閲覧。

外部リンク

  • amazarashi「メッセージボトル」特設サイト
秋田ひろむ | 豊川真奈美
シングル
配信シングル・EP
  • フィロソフィー
  • 月曜日
  • 未来になれなかったあの夜に
  • amazarashi Live at Spotify on Stage in MIDNIGHT SONIC
  • ロングホープ・フィリア-From THE FIRST TAKE
  • 季節は次々死んでいく-From THE FIRST TAKE
  • 境界線 (Naeleck Remix)
  • カシオピア係留所
  • スワイプ
スタジオアルバム
ミニアルバム
EP
企画アルバム
ベストアルバム
  1. メッセージボトル
映像作品

0.7 - anthology 1386 - あまざらし 千分の一夜物語 スターライト - amazarashi Live Tour 2016 世界分岐二〇一六 - amazarashi 360° LIVE「虚無病」 - amazarashi LIVE「理論武装解除」 - amazarashi LIVE「朗読演奏実験空間『新言語秩序』」 - amazarashi Live Tour 2019 未来になれなかった全ての夜に - amazarashi Online Live 末法独唱 雨天決行 - amazarashi LIVE TOUR 2022 ロストボーイズ

参加作品

MIKA NAKASHIMA TRIBUTE - AKG TRIBUTE

関連項目
典拠管理データベース ウィキデータを編集
  • MusicBrainzリリース・グループ