ノダリー・マイスラーゼ
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2010年スケートカナダの表彰式で | |||||||||||||||||||||
生誕 | (1988-02-18) 1988年2月18日(36歳) ソビエト連邦 ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国、リペツク州リペツク | ||||||||||||||||||||
身長 | 177 cm | ||||||||||||||||||||
選手情報 | |||||||||||||||||||||
代表国 | ロシア | ||||||||||||||||||||
パートナー | ユリア・アンチポワ | ||||||||||||||||||||
コーチ | ナタリア・パブロワ アルトゥール・ドミトリエフ | ||||||||||||||||||||
所属クラブ | Blue Bird FSC | ||||||||||||||||||||
ISUパーソナルベストスコア | |||||||||||||||||||||
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ノダリー・オタリーエヴィチ・マイスラーゼ(ロシア語: Нодари Отариевич Маисурадзе、ロシア語ラテン翻字: Nodari Otarievich Maisuradze、1988年2月18日 - )は、ロシア出身の男性フィギュアスケート選手(ペア)。パートナーはユリア・アンチポワ、リュボーフィ・イリュシェチキナ。2008年世界ジュニアフィギュアスケート選手権優勝。2008年ジュニアグランプリファイナル優勝。
経歴
3歳半の時にスケートを始める。短期間ではあるがアレクセイ・ウルマノフの元で練習していたこともある[1]。2006年、コーチからペア転向を打診され、ペア転向を決意、モスクワに拠点を移した。
2007-2008シーズン、世界ジュニア選手権で銀メダルを獲得、翌年には金メダルを獲得した。2008-2009シーズン、出場したジュニアクラスの試合では全て優勝した。ロシア選手権で3位、ヨーロッパ選手権で5位となり、世界選手権の代表に選ばれるも、手の靭帯の怪我により出場を辞退した[2]。
2010-2011シーズン、グランプリシリーズではスケートカナダで優勝。中国杯では4位となり、グランプリファイナル進出を決めた。
2012年3月、イリュシェチキナとのペア解散を発表した。その後、シングルスケーターのユリア・アンチポワとペアを結成。2012-2013シーズン、ロシア選手権で4位、ババリアンオープンでは銀メダルを獲得。2013-2014シーズン、ババリアンオープンで国際大会初優勝。世界選手権はタチアナ・ボロソジャル/マキシム・トランコフ組の補欠から出場し8位入賞。
主な戦績
- 2012-2013年シーズンからはユリア・アンチポワとのペア
- 2011-2012年シーズンまではリュボーフィ・イリュシェチキナとのペア
大会/年 | 2007-08 | 2008-09 | 2009-10 | 2010-11 | 2011-12 | 2012-13 | 2013-14 |
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世界選手権 | 8 | ||||||
欧州選手権 | 5 | ||||||
ロシア選手権 | 4 | 3 | 4 | 5 | 6 | 4 | 4 |
GPファイナル | 4 | ||||||
GPロシア杯 | 4 | 5 | |||||
GPNHK杯 | 6 | ||||||
GPスケートカナダ | 1 | 5 | |||||
GP中国杯 | 5 | 4 | |||||
ババリアンオープン | 2 | 1 | |||||
ニース杯 | 4 | ||||||
ネペラ記念 | 3 | ||||||
冬季ユニバーシアード | 1 | ||||||
ゴールデンスピン | 1 | ||||||
世界Jr.選手権 | 2 | 1 | |||||
ロシアJr.選手権 | 2 | ||||||
JGPファイナル | 1 | ||||||
JGPゴールデンリンクス | 1 | ||||||
JGPチェコスケート | 1 |
- J = ジュニアクラス
詳細
2013-2014 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2014年3月24日 - 30日 | 2014年世界フィギュアスケート選手権(さいたま) | 8 66.78 | 10 119.44 | 8 186.22 |
2014年1月29日 - 2月2日 | 2014年ババリアンオープン(オーベルストドルフ) | 1 64.14 | 1 113.95 | 1 178.09 |
2013年12月22日 - 27日 | ロシアフィギュアスケート選手権(ソチ) | 5 64.28 | 7 110.69 | 4 174.97 |
2013年11月22日 - 24日 | ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯(モスクワ) | 4 62.87 | 5 118.63 | 5 181.50 |
2013年10月23日 - 27日 | 2013年ニース杯(ニース) | 4 47.03 | 4 102.51 | 4 149.54 |
2012-2013 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2013年2月6日 - 11日 | 2013年ババリアンオープン(オーベルストドルフ) | 2 59.74 | 2 114.24 | 2 173.98 |
2012年12月24日 - 28日 | ロシアフィギュアスケート選手権(ソチ) | 6 56.96 | 4 121.84 | 4 178.80 |
2011-2012 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2011年12月24日 - 28日 | ロシアフィギュアスケート選手権(サランスク) | 4 57.00 | 6 110.74 | 6 167.74 |
2011年11月11日 - 13日 | ISUグランプリシリーズ NHK杯(札幌) | 6 53.12 | 6 105.89 | 6 159.01 |
2011年10月27日 - 30日 | ISUグランプリシリーズ スケートカナダ(ミシサガ) | 5 58.14 | 6 107.03 | 5 165.17 |
2011年9月29日 - 10月2日 | 2011年オンドレイネペラメモリアル(ブラチスラヴァ) | 2 60.12 | 3 100.94 | 3 161.06 |
2010-2011 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2011年1月30日 - 2月5日 | ユニバーシアード冬季競技大会(エルズルム) | 1 60.59 | 1 114.44 | 1 175.03 |
2010年12月25日 - 29日 | ロシアフィギュアスケート選手権(サランスク) | 6 58.68 | 4 120.81 | 5 179.49 |
2010年12月9日 - 12日 | 2010/2011 ISUグランプリファイナル(北京) | 5 60.06 | 4 117.38 | 4 177.44 |
2010年11月5日 - 7日 | ISUグランプリシリーズ 中国杯(北京) | 4 55.85 | 4 106.24 | 4 162.09 |
2010年10月29日 - 31日 | ISUグランプリシリーズ スケートカナダ(キングストン) | 1 60.72 | 2 110.68 | 1 171.40 |
2009-2010 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2009年12月25日 - 26日 | ロシアフィギュアスケート選手権(サンクトペテルブルク) | 4 59.67 | 4 110.82 | 4 170.49 |
2009年12月11日 - 12日 | 2009年ゴールデンスピン(ザグレブ) | 1 61.60 | 1 95.89 | 1 157.49 |
2009年10月30日 - 31日 | ISUグランプリシリーズ 中国杯(北京) | 3 62.54 | 7 90.76 | 5 153.30 |
2008-2009 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2009年2月24日 - 25日 | 2009年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(ソフィア) | 1 55.12 | 2 89.2 | 1 144.32 |
2009年1月20日 - 25日 | 2009年ヨーロッパフィギュアスケート選手権(ヘルシンキ) | 5 52.42 | 5 95.42 | 5 147.84 |
2008年12月24日 - 28日 | ロシアフィギュアスケート選手権(カザン) | 4 57.58 | 3 109.86 | 3 167.44 |
2008年12月11日 - 14日 | 2008/2009 ISUジュニアグランプリファイナル(高陽) | 1 56.88 | 1 92.50 | 1 149.38 |
2008年11月20日 - 23日 | ISUグランプリシリーズ ロシア杯(モスクワ) | 5 49.96 | 4 100.83 | 4 150.79 |
2008年10月1日 - 5日 | ISUジュニアグランプリ ゴールデンリンクス(ホメリ) | 1 56.26 | 1 97.17 | 1 153.43 |
2008年9月17日 - 21日 | ISUジュニアグランプリ チェコスケート(オストラヴァ) | 1 54.49 | 1 84.79 | 1 139.28 |
2007-2008 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2008年2月25日 - 3月2日 | 2008年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(ソフィア) | 2 52.05 | 1 92.81 | 2 144.86 |
2008年1月30日 - 2月2日 | ロシアジュニアフィギュアスケート選手権(ロストフ・ナ・ドヌ) | 2 | 2 | 2 147.17 |
2008年1月3日 - 7日 | ロシアフィギュアスケート選手権(サンクトペテルブルク) | 5 54.95 | 4 102.88 | 4 157.83 |
プログラム使用曲
シーズン | SP | FS | EX |
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2013–2014 | ベートーヴェンの5つの秘密 演奏:ザ・ピアノ・ガイズ | マネー 虚空のスキャット 作曲:ピンク・フロイド | Maybe I Maybe You 曲:スコーピオンズ |
2011–2012 | 歌劇『セビリアの理髪師』より 作曲:ジョアキーノ・ロッシーニ | 映画『コーラスライン』より 作曲:マーヴィン・ハムリッシュ | |
2010–2011 | 映画『1492 コロンブス』より 作曲:ヴァンゲリス | La Comédie by unknown | |
2009–2010 | イエスタディ 曲:ビートルズ | ||
2008–2009 | プロローグ 作曲:ロリーナ・マッケニット | ミュージック・セレクション 演奏:エドウィン・マートン | 伝説のチャンピオン 曲:クイーン |
2007–2008 | The Gadfly 作曲:ドミートリイ・ショスタコーヴィチ | ABBAメドレー |
脚注
参考文献
- 国際スケート連盟によるユリア・アンチポワ、ノダリー・マイスラーゼ組のバイオグラフィー(英語)
- 国際スケート連盟によるリュボーフィ・イリュシェチキナ、ノダリー・マイスラーゼ組のバイオグラフィー(英語)
- FSKATE.RUによるノダリー・マイスラーゼによるプロフィール
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1997/98-1998/99: ユリア・オベルタス & ドミトリー・パラマルチュク • 1999/00: アリオナ・サフチェンコ & スタニスラフ・モロゾフ • 2000/01-2001/2002: 張丹 & 張昊 • 2002/03: 丁楊 & 任重非 • 2003/04: ジェシカ・デュベ & ブライス・デイヴィソン • 2004/05: マリア・ムホルトワ & マキシム・トランコフ • 2005/06: ヴァレリア・シマコワ & アントン・トカレフ • 2006/07: キオーナ・マクラフリン & ロックニ・ブルーベイカー • 2007/08: ベラ・バザロワ & ユーリ・ラリオノフ • 2008/09: リュボーフィ・イリュシェチキナ & ノダリー・マイスラーゼ • 2009/10: 隋文静 & 韓聰 • 2010/11: 高橋成美 & マーヴィン・トラン • 2011/12: 隋文静 & 韓聰 • 2012/13: リーナ・フェードロワ & マキシム・ミロシキン • 2013/14: 于小雨 & 金楊 • 2014/15: ジュリアン・セガン & シャルリ・ビロドー • 2015/16: エカテリーナ・ボリソワ & ドミトリー・ソポト • 2016/17: アナスタシヤ・ミーシナ & ウラジスラフ・ミルゾエフ • 2017/18: エカテリーナ・アレクサンドロフスカヤ & ハーレー・ウィンザー • 2018/19: アナスタシヤ・ミーシナ & アレクサンドル・ガリャモフ • 2019/20: アポリナリア・パンフィロワ & ドミトリー・リロフ • 2022/23: アナスタシア・ゴルベワ & ヘクター・ジオトプロス・ムーア • 2023/24: アナスタシア・メテルキナ & ルカ・ベルラヴァ |
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1984: エレーナ・ベチケ & ヴァレリー・コルニエンコ • 1985: エカテリーナ・ゴルデーワ & セルゲイ・グリンコフ • 1986: シンシア・クール & マーク・ラウゾン • 1987: クリスティン・ハフ & ダグ・ラドレ • 1988: イザベル・ブラスール & ロイド・アイスラー • 1989: エレーナ・レオノワ & ゲンナジー・クラスニツキー • 1990: イザベル・ブラスール & ロイド・アイスラー • 1991: ステイシー・ボール & ジャンミシェル・ボンバルディエ • 1992: マンディ・ベッツェル & インゴ・シュトイアー • 1993: エカテリーナ・ゴルデーワ & セルゲイ・グリンコフ • 1994: クリスティ・サージアント & クリス・ウィルツ • 1995: エフゲーニヤ・シシコワ & ヴァディム・ナウモフ • 1996: マンディ・ベッツェル & インゴ・シュトイアー • 1997: オクサナ・カザコワ & アルトゥール・ドミトリエフ • 1998: 申雪 & 趙宏博 • 1999: エレーナ・ベレズナヤ & アントン・シハルリドゼ • 2000-2001: ジェイミー・サレー & デヴィッド・ペルティエ • 2002-2003: タチアナ・トトミアニナ & マキシム・マリニン • 2004: 申雪 & 趙宏博 • 2005: アリオナ・サフチェンコ & ロビン・ゾルコーヴィ • 2006: 張丹 & 張昊 • 2007: アリオナ・サフチェンコ & ロビン・ゾルコーヴィ • 2008: 川口悠子 & アレクサンドル・スミルノフ • 2009: アリオナ・サフチェンコ & ロビン・ゾルコーヴィ • 2010: リュボーフィ・イリュシェチキナ & ノダリー・マイスラーゼ • 2011: タチアナ・ボロソジャル & マキシム・トランコフ • 2012: アリオナ・サフチェンコ & ロビン・ゾルコーヴィ • 2013: ステファニア・ベルトン & オンドレイ・ホタレック • 2014-2017: メーガン・デュハメル & エリック・ラドフォード • 2018: ヴァネッサ・ジェームス & モルガン・シプレ • 2019: アレクサンドラ・ボイコワ & ドミトリー・コズロフスキー • 2020: 非開催 • 2021: 隋文静 & 韓聰 • 2022: 三浦璃来 & 木原龍一 • 2023: ディアナ・ステラート・デュデク & マキシム・デシャン | |
名称の変遷:スケートカナダ(1973-現在)/ISUグランプリシリーズ スケートカナダ(1995-現在) |
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