トレーラーヘッド
この項目では、貨物運送車の動力について説明しています。農業および建設作業車については「トラクター」をご覧ください。 |
トレーラーヘッド(trailer head)、トラクターユニット(tractor unit)、トラクタートラック(tractor truck)、セミトラクター(semi-tractor)、セミトラック(semi-truck)、トラクターヘッド(tractor head)とは、トレーラーで牽引される荷物を牽引するための動力を提供する、頑丈な動力車である。日本では俗にアタマ(頭)と呼ばれる。
これらは一般的に二つに分類される。1つはセミトレーラーの牽引に使用される大型および中型の後輪駆動セミトラクター、もう一つは非常に重く大抵はオフロード対応で六輪構成のものである。どちらも軍用および商業輸送用が存在する。
なお、トラクタトレーラーと呼ぶ場合はアタマと荷車が一体になった部分を指す。
構造
一般的にトレーラーヘッドには大型ディーゼルエンジンが搭載される。変速機は10/13/18段階などの構成である。
- 背面写真。第五輪を備えている。
- 一部のトラックにはスリーパー(仮眠室)を備える。
車軸構成
トレーラーヘッドには、軸重規制に応じて多くの車軸を設けている。最も一般的な構成は4x2、6x2、および6x4タイプであるが、一部のメーカーは 6x6、8x4、8x6、8x8、10x8、および 10x10 の車軸構成を提供している。
連結器
もっとも一般的な連結器は第五輪であり、コンテナシャーシやウイング車など、多種のトレーラーを連結できる。
ドローバー(Drawbar)は、とりわけ頑丈なバラスト車や、複数のセミトレーラーを連結する手段としても使われる。
-
- トレーラー・ヒッチ
- ドローバーを繋いだトレーラー・ヒッチ
- ドローバー接続口
- ウィキメディア・コモンズには、トレーラ連結器に関するカテゴリがあります。
トレーラーコネクタ
詳細は「:en:ISO standards for trailer connectors」を参照
アタマとトレーラ間への電気信号を伝えるために、トレーラコネクタにて接続され、これはISO規格化されている。
- トレーラの最前面。コネクタ部が存在する
- ケーブルが繋がれたコネクタ
- コネクタ詳細
トレーラーヘッドを製造している企業
日本
米国
欧州
韓国
中国
- 東風汽車集団
- 一汽解放
- 重汽
- 陜汽
関連項目
ウィキメディア・コモンズに関連カテゴリがあります。
Tractor units、Semi-trailer tractors
- 表示
- 編集
ポータル 自動車 / プロジェクト 乗用車 / プロジェクト 自動車 | |||||
---|---|---|---|---|---|
|