セキショウ
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セキショウ | |||||||||||||||||||||
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Acorus gramineus (2008年11月25日) | |||||||||||||||||||||
保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||
分類(APG III) | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Acorus gramineus Sol. ex Aiton[2] | |||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||
Japanese sweet flag, Dwarf sedge, Japanese rush | |||||||||||||||||||||
変種 | |||||||||||||||||||||
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セキショウ(石菖、学名: Acorus gramineus)は、ショウブ科ショウブ属に属する多年生植物。名称の由来は岩場に生え、ショウブに似ていることから。[要出典]
形態・生態
茎からは先の尖った線形葉を多数根生する。葉の長さは最大約30cm。
分布
保全状況評価
- LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001))[1]
人間との関わり
根茎や葉は薬草として用いられ、神経痛や痛風の治療に使用されている。例えば蒸し風呂(湿式サウナ)で用いられる時には、セキショウの葉を床に敷いて高温で蒸す状態にして、鎮痛効果があるテルペンを成分とする芳香を放出させて、皮膚や呼吸器から体内に吸収するようにして利用する。
日本庭園やアクアリウムなどで本種やその園芸品種が観賞用に栽培されることがある。アクアリウムで用いられるときには、属名のアコルスと呼ばれることもあり、斑入りアコルス(A. g. f. decoratus)や、ピグミーアコルス(アリスガワセキショウ、A. g. f. pusillus)などの園芸品種が知られている[3]。
脚注
[脚注の使い方]
- ^ a b Nguyen, T.H.T. & Thinh, D.V. (2011). "Acorus gramineus". IUCN Red List of Threatened Species. Version 3.1. International Union for Conservation of Nature. (英語)
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Acorus gramineus”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2013年5月4日閲覧。
- ^ 吉野敏『世界の水草728種図鑑 : アクアリウム&ビオトープ』エムピージェー、2005年、93-94頁。ISBN 4-89512-534-3。
参考文献
関連項目
ウィキスピーシーズにセキショウに関する情報があります。
ウィキメディア・コモンズには、セキショウに関連するカテゴリがあります。
外部リンク
- "Acorus gramineus Sol. ex Aiton" (英語). Integrated Taxonomic Information System. 2013年5月4日閲覧。 (英語)
- "Acorus gramineus Sol. ex Aiton". Germplasm Resources Information Network (GRIN). Agricultural Research Service (ARS), United States Department of Agriculture (USDA). 2013年5月4日閲覧。 (英語)
- "Acorus gramineus". National Center for Biotechnology Information(NCBI) (英語). (英語)
- "Acorus gramineus" - Encyclopedia of Life (英語)
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