シャクティ派
インド哲学 - インド発祥の宗教 |
ヒンドゥー教 |
---|
聖典 |
法典・律法経 |
|
|
シャクティ派(性力派, シャークタ派)は、ヒンドゥー教における宗派の1つ。
「シャクティ」とは「エネルギー、力」とりわけ「性力」を意味する。
シヴァ派から派生した宗派で[1]、シヴァ神の妃の性力(シャクティ)に対する崇拝を特徴とする。
ヨーガが依拠するチャクラ理論において、会陰(肛門と性器の狭間)にあるチャクラ「ムーラーダーラ」に眠るシャクティ(性力)のことを「クンダリニー」と呼ぶが、これは伝統的にはシヴァ神の妃と同一視され、「とぐろを巻いた蛇」として表現される[2]。(そして、シヴァ神の座所である頭頂のチャクラ「サハスラーラ」へとその蛇を上昇させて行き、合一させることが目指される。)
このように、シャクティ派は、ヨーガの実践やチャクラ理論との結び付きが強く、タントラ教(タントリズム)、特にその左道[3]の主要な担い手となり、仏教の後期密教にも大きな影響を与えている。
脚注・出典
[脚注の使い方]
関連項目
シャクティ派 | ||
---|---|---|
デーヴィー | ||
マトリカス |
| |
マハーヴィディヤー | ||
シャクティ・ピータス(英語版) |
| |
| |||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
基本教義 | |||||||||||||||||||||
宗派 | |||||||||||||||||||||
人物 | |||||||||||||||||||||
哲学 | |||||||||||||||||||||
聖典 |
| ||||||||||||||||||||
神々・英雄 |
| ||||||||||||||||||||
リシ |
| ||||||||||||||||||||
修行法 | |||||||||||||||||||||
地域 | |||||||||||||||||||||
社会・生活 | |||||||||||||||||||||
文化・芸術 | |||||||||||||||||||||
|