シゲベルト (ウェセックス王)
シゲベルト Sigebryht | |
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ウェセックス王 | |
在位 | 756年 - 757年 |
死去 | 757年以降 ピーターバラ近郊 |
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シゲベルト(古英語:SIGEBRYHT VVESTSEAXNA CYNING または 羅:SIGEBERYHT REX SAXONVM OCCIDENTALIVM)はウェセックスの王(在位:756年 - 757年)。
生涯
遠い親戚であった前王クスレッドより王位を継いだが、王としてふさわしくない行いをしたと評価は低い。権力を貴族たちの集会によって奪われたものの、ハンプシャーの統治権限を与えられ、かの地で人を殺め、追放し、虐殺を行ったと後世に悪く伝えられている。この事は当時のウェセックス王であったものの、彼がマーシア王エゼルバルドの支配下であった可能性を示唆している。兄弟であったキュネヘルドも追放したが、キュネヘルドは786年に帰還し、シゲベルトの跡を継いだキュネウルフを倒した。
シゲベルトは757年にキュネウルフにより廃位され、757年以降にピーターバラ近郊で羊飼いに刺殺されたといわれる[1]。
脚注
- ^ Vickers, p. 7
参考文献
- Hugo Vickers, The Royal Line of Succession, Royal Collection Trust
爵位・家督 | ||
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先代 クスレッド | ウェセックス王 在位 756–757 | 次代 キュネウルフ |