クルジュ県
紋章 クルジュ県の位置 | |
地域 | 北西地域 |
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歴史的な地域 | トランシルヴァニア |
県都 | クルジュ=ナポカ |
面積 | 6,674km² |
人口 | 298,006人(2004年)[1] |
人口密度 | 44.7人/km² |
ISO 3166-2 | RO-CJ |
クルジュ県(クルジュけん、Județul Cluj)は、ルーマニアのトランシルヴァニア地方にある県(ジュデツ)。県都は、クルジュ=ナポカ。
第一次世界大戦前のハンガリー時代において、コロジュ (Kolozs) とソルノク・ドボカ (Szolnok-Doboka) と呼ばれていた2つの行政区域を併せた領域に、ほぼ相当する。
2002年の国勢調査によると、県内の民族構成はルーマニア人が79.4%、マジャル人が17.4%、ロマが2.8%[2]。
地理
東はビストリツァ=ナサウド県とムレシュ県、西はビホル県、北はマラムレシュ県とサラージュ県、南はアルバ県に接する。
面積の3分の1は山地で、県の南西部はアプセニ山地に属し標高1800mに達する。北部はトランシルヴァニア平野で丘陵と谷が連なる。
経済
ルーマニアで経済がもっとも発展している地域の一つで、外国からの投資が多い。クルジュ=ナポカはIT産業や金融の中心である。そのほかの産業には、機械部品、木材加工、ガラス、製薬・化粧品、食品、繊維がある。鉱業や天然ガスの生産もある。
観光
- クルジュ=ナポカ市
- アプセニ山脈(ルーマニア語版、英語版)、特にマーレ洞窟(ルーマニア語版)、ピアトラ・ポノルルイ洞窟(ルーマニア語版)、ヴルフノス洞窟(ルーマニア語版)などの洞穴
- トゥルダ・デジュ・ゲルラの歴史的な町、ボローガ要塞(ルーマニア語版)・ダバカ要塞(ルーマニア語版)・ボンツィダ(ルーマニア語版、英語版)のバンフィ城(ルーマニア語版、英語版)などの史跡
- 改革派教会(ルーマニア語版)
- ニクラ修道院(ルーマニア語版)
- サリーナ・トゥルダ(ルーマニア語版)
行政区画
県は5つの都市、1つの町、74の小自治体からなる。
主な都市
- クルジュ=ナポカ
- トゥルダ
- デジ - ハンガリー時代はソルノク・ドボカ県の中心都市。
- クンピャ・トゥルジイ
- ゲルラ
註
関連項目
外部リンク
- クルジュ県のサイト
- 県議会のサイト