オナガサイホウチョウ
オナガサイホウチョウ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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オナガサイホウチョウ | ||||||||||||||||||||||||||||||
保全状況評価 | ||||||||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | ||||||||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Orthotomus sutorius Pennant, 1769 | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
オナガサイホウチョウ | ||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Common tailorbird |
オナガサイホウチョウ(尾長裁縫鳥、学名:Orthotomus sutorius)はスズメ目セッカ科に分類される鳥類の一種である。
形態
体長は約12cm[1]。雌雄同色で体の表面の羽毛はオリーブ色、下側の羽毛は白色であり頭頂部は赤錆色である。尾羽は長く、繁殖期のオスは中央の羽が更に長くなる。翼は短く、丸みを帯びている。くちばしは長くて尖っており、少し曲がっている。
生態
主に昆虫やクモなどの無脊椎動物を餌として食べるが、果実や花の蜜も食べる[1][2]。
巣は露出した空間には作らず、メスが木に付いたままの大きな葉をクモの糸で袋状に縫い合わせ[1]、円錐形のゆりかごのような土台を作りその中に巣を架ける。
- 巣。縫い合わせた際に使用した繊維が見られる。
- 巣の中にいる雛
分布
インドから中国南部にかけての南アジア、フィリピンを除いた東南アジアと広く分布している。低木林やマングローブの生えた湿地を住処とするが、順応性が高いため田舎だけでなく都市部にも生息している[3]。
脚注
- ^ a b c 小宮輝之 『学研の図鑑 LIVE 5巻 鳥』学研教育出版、2014年、190頁。
- ^ オナガサイホウチョウ/鳥類動画図鑑
- ^ Orthotomus sutorius (Species Factsheet by BirdLife International)
参考文献
鈴木まもる 『生きものたちのつくる巣109』エクスナレッジ 2015年
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、オナガサイホウチョウに関連するカテゴリがあります。
- The IUCN Red List of Threatened Species Orthotomus sutorius
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