イマジン (アルバム)
『イマジン』 | ||||
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ジョン・レノン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1971年5月24日 - 5月29日 Ascot Sound Studio Berkshire ストリングス&オーバーダブ: 1971年7月 Record Plant Studios NY | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | アップル、EMI、EMIミュージック・ジャパン | |||
プロデュース | ジョン・レノン、オノ・ヨーコ、フィル・スペクター | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
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チャート最高順位 | ||||
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ジョン・レノン アルバム 年表 | ||||
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『イマジン』(英語: Imagine)は、1971年発表のジョン・レノンのアルバム。全英・全米、日本オリコン総合チャートともに1位を記録したレノンにとって最大のヒット作である。
『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・グレイテスト・アルバム500』においては、80位にランクインしている[1]。
解説
レコーディングは、1971年の5月24日からロンドン郊外のアスコット・サウンド・スタジオにて行われた。「イッツ・ソー・ハード」と「兵隊にはなりたくない」の2曲は、同年2月に同スタジオでレコーディングが行われている。 レコーディングには、キーボーディストのニッキー・ホプキンス、ベーシストのクラウス・フォアマン、ドラマーのアラン・ホワイト、ジム・ゴードン、また、レノンと同様元ビートルズのメンバーであるギタリストのジョージ・ハリスンらが参加[2]。また、このセッションで「あいすません」、カバー曲である「サンフランシスコ・ベイ・ブルース」、後にリンゴ・スターに提供する楽曲「アイム・ザ・グレーテスト」のデモ音源が録音された[3]。
その後、レノンとオノは同年7月3日にニューヨークへ赴き、レコード・プラント・スタジオにてレコーディングを再開した[4]。このスタジオではオーバーダブが主に行われ、キング・カーティスによるサックス、ニューヨーク・フィルハーモニックによるストリングスも本スタジオでレコーディングされている[4]
レコーディングの映像は撮影されており、1972年に制作されたイメージ映像集「IMAGINE」、2000年の映画「ギミ・サム・トゥルース」では本作のセッション及びレコーディング映像が公開された[4]。
2000年には最新リミックス&リマスタリングを施した『イマジン ~ミレニアム・エディション~』が発売された。
2018年10月12日には、『イマジン:アルティメイト・コレクション』と題し、2018年最新のリマスタリングとリミックスを施し、デモやセッション時の未公開音源、アウトテイク、Blu-ray Discが追加したバージョンが発売となった[5]。
収録曲
All songs written by John Lennon, except "Oh My Love" by Lennon and Yoko Ono.
Side 1
- イマジン - Imagine
- クリップルド・インサイド - Crippled Inside
- ジェラス・ガイ - Jealous Guy
- イッツ・ソー・ハード - It's So Hard
- 兵隊にはなりたくない - I Don't Want to Be A Soldier
Side 2
- 真実が欲しい - Gimme Some Truth
- オー・マイ・ラヴ - Oh My Love
- ハウ・ドゥ・ユー・スリープ?(眠れるかい?) - How Do You Sleep?
- ハウ? - How?
- オー・ヨーコ - Oh Yoko!
クレジット
- ジョン・レノン - リード・ボーカル、アコースティック・ギター、エレクトリック・ギター、ピアノ、ハーモニカ、口笛
- クラウス・フォアマン - ベース、ダブルベース
- ジョージ・ハリスン - エレクトリック・ギター、ドブロ・ギター
- ニッキー・ホプキンス - ピアノ、エレクトリックピアノ
- アラン・ホワイト - ドラムス、ティンシャ(英語版)、ビブラフォン
- ジム・ケルトナー - ドラムス
- ジム・ゴードン - ドラムス
- キング・カーティス - サクソフォン
- ジョン・バーハム - ハーモニウム、ビブラフォン
- ジョン・トゥアウト - ピアノ
- テッド・ターナー、ロッド・リントン - アコースティック・ギター
- ジョーイ・モランド、トム・エヴァンズ - アコースティック・ギター
- アンディー・クレスウェル・デイビス - アコースティック・ギター
- ロッド・リントン - アコースティック・ギター
- マイク・ピンダー - タンバリン
- スティーヴ・ブレンデル - ダブルベース、マラカス
- フィル・スペクター - バッキング・ボーカル
- The Flux Fiddlers (members of ニューヨーク・フィルハーモニック) - ストリングス
脚注
- ^ “John Lennon, 'Imagine' - 500 Greatest Albums of All Time”. Rolling Stone. 2015年12月12日閲覧。
- ^ “作品解説:『イマジン:アルティメイト・コレクション』の全て”. UNIVERSAL MUSIC (2018年9月14日). 2022年1月29日閲覧。
- ^ Leng, Simon (2006). While My Guitar Gently Weeps: The Music of George Harrison. SAF Publishing Ltd. pp. 108–109. ISBN 978-1-4234-0609-9
- ^ a b c Miles, Barry; Badman, Keith, eds (2001). The Beatles Diary After the Break-Up: 1970–2001 (reprint ed.). London: Music Sales Group. ISBN 978-0-7119-8307-6
- ^ “作品解説:『イマジン:アルティメイト・コレクション』の全て”. UNIVERSAL MUSIC (2018年9月14日). 2022年1月29日閲覧。
外部リンク
- Imagine - John Lennon
- Imagine - Discogs (発売一覧)
オリコン週間LPチャート第1位(1971年12月6日付) | |
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1月 |
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2月 | 1日・8日・15日・22日・29日 明日に架ける橋(サイモン&ガーファンクル) |
3月 |
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4月 | 5日・12日・19日・26日 この胸のときめきを(エルヴィス・プレスリー) |
5月 | 3日・10日・17日・24日・31日 この胸のときめきを(エルヴィス・プレスリー) |
6月 | 7日・14日・21日・28日 この胸のときめきを(エルヴィス・プレスリー) |
7月 |
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8月 | 2日・9日・16日・23日・30日 グレーテスト・ヒットII(サイモン&ガーファンクル) |
9月 |
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10月 | 4日・11日・18日・25日 グレーテスト・ヒットII(サイモン&ガーファンクル) |
11月 |
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12月 |
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