アシュナン
アシュナン(Ashnan、あるいはエジヌ(Ezina))は、メソポタミア神話における穀物の女神。牧畜の神ラハル(英語版)とともにエンリルの子である。神々はアヌンナキに食物を提供するために彼らを創造した。しかし、天上の神々がアシュナンとラハルの食物を食べることができないことが発覚した時、神々に奉仕する人類を創造した[1]。
アシュナンとラハルの神話は、二人がどちらが優れているかで争論をし、エンキとエンリルが介入してアシュナン(農耕)はラハル(家畜)より優れていると結論づけるところで終わる。
出典
参考文献
- Michael Jordan, Encyclopedia of Gods, Kyle Cathie Limited, 2002
関連項目
- 羊と穀物の間の議論(英語版)