『人情劇 はまぐり大将』(にんじょうげき はまぐりたいしょう)は、1970年4月1日から同年9月16日まで日本テレビ系列で放送されたテレビドラマ。全13回。放送時間は水曜20:00 - 20:56(JST)だが、プロ野球中継(19:00 - 21:26[1])編成の際は休止になる。
概要
阿刀田正介は10歳の頃から天秤棒を担いで貝を売り歩き、その後佃煮などを扱う貝類加工販売業「貝正」を創業。30人の従業員を抱えるまでの会社に成長し、正介はその会長となった。しかし正介にとって海の公害で貝の生産が減っているのが悩みの種だった。社長の長男・喜一や営業部長の四男・智彦は「塩コンブや干しイカの乾物の販売にも乗り出すべきだ」と進言するが、正介は貝にこだわる余り怒り出す。阿刀田一家のその意欲と、子や孫の各世代の意識の違いなどをユーモラスに描いた。
主題歌は、主演の藤岡琢也自らが歌った(山本直純作曲)。
出演者
スタッフ
放映リスト
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | ゲスト |
1 | 1970年 4月1日 | 一筋の道 | 井上和男 | 井上和男 | |
2 | 4月8日 | 蛤・わが恋、わが命 | 池田一朗 | 高瀬昌弘 | 西沢利明(「玉一」社長・新太郎)、 益田喜頓(「玉一」大旦那・新吾) |
3 | 4月29日 | 馬鹿貝タフガイしじみ貝 | | | |
4 | 5月20日 | がんばれD51! | | | 中原剛(善男)、浜村純(善男の父・善吉) |
5 | 5月27日 | 男に出来ない事はない | | | 鈴木えみ子(倉田トミ子)、矢野間啓治(花村英次) |
6 | 6月3日 | 貝は貝でもおせっかい | | 井上和男 | 宮口精二(小野平太)、織賀邦江(芳子)、 富田仲次郎(源さん) |
7 | 7月1日 | 手づくりの味 | 斎藤良輔 | 中曽根公子(京子) |
8 | 7月22日 | 貝の心は男の意地よ! | 柏木由紀子、夏八木勲、江戸家猫八 |
9 | 7月29日 | 天秤棒は知っている | |
10 | 8月5日 | 赤ちゃんバンザイ | 須崎勝彌 | 左とん平(久太) |
11 | 8月19日 | 勝手にしやがれ! | | |
12 | 9月2日 | レモン旋風 | | 高瀬昌弘 | 竜雷太(竜一) |
13 | 9月16日 | 貝殻の詩 | | | |
脚注
- ^ 当時のプロ野球中継の放送枠は20:00 - 21:26だが、日本テレビの当時の水曜19時枠には1時間音楽番組『ヒットで突っ走れ!』が編成されているため、19:00開始に拡大された。
出典
関連項目
日本テレビ系 水曜20時枠 |
前番組 | 番組名 | 次番組 |
秘密指令S 【海外作品】 | 人情劇 はまぐり大将 | うちのおとうさん |
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1961年10月 - 1962年4月(第1期) | |
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1962年10月 - 1964年4月(第2期) | |
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1964年10月 - 1965年4月(第3期) | |
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1965年10月 - 1966年7月(第4期) | |
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1966年10月 - 11月(第5期) | |
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1969年11月 - 1974年9月(第6期) | 1969年 | |
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1970年 | |
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1971年 | |
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1972年 | |
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1973年 | |
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1974年 | |
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1975年4月 - 1982年9月(第7期) | 無印 | 1975年 | |
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1976年 | |
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1977年 | |
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1978年 | |
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1979年 | |
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水曜劇場 | |
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1987年10月 - 1988年3月(第8期) | |
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関連項目 | |
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カテゴリ |